History フレスタの歴史

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1887~

明治から昭和へ
地域に親しまれた創業期

1960~

広島発のスーパーマーケットとして
“主婦の店 ムネカネ” 誕生

1976~

第1次CI “Fresh & Clean 365
- ムネカネ” ヘ

1991~

第2次CI “株式会社フレスタ” へ

2014~

次の100年に向け
“ヘルシストスーパー” を目指す

2016~

創業130周年
ホールディングス体制へと移行

INTERVIEW

「競争」ではなく「協創」へ。

山陰地方と広島市を結ぶ「雲石街道」の要所として、また太田川の海運を利用した木材流通の拠点として古くから栄えてきた街「横川」には、旧街道沿いを中心に、商店街が発達しました。横川を創業の地とするフレスタも、長年の間、商店街と協力しながら発展をしてきましたが、その結びつきがさらに深まったのは2002年~2004年にかけて行われた「レトロバスの復元活動」でした。

広島市の「可部」と「横川」を結んだ日本初の乗合バス路線で運行されたバス車両を復元する活動にフレスタが協力を行うことで、「商店街と企業」という結びつきが増え、同時期に行われた広島電鉄の横川駅ロータリーへの乗り入れ、JR横川駅のリニューアル、そしてフレスタの本社建て替えによる「フレスタモールCAZIL横川」の誕生など、「横川」を取り巻くさまざまなうねりが、街の活性化につながり、横川エリアの店舗や企業が「一帯となって盛り上がる」流れが生まれました。

現在、横川商店街は、「アーティストを支える商店街」として、ギャラリーや映画館を擁し、「サッカーを応援する商店街」として「サンフレッチェ広島」を応援し、女子サッカーチーム「アンジュヴィオレ広島」を町ぐるみで支えるほか、「横川ふしぎ市」「横川ゾンビナイト」といったイベントを開催するなど、ユニークな取り組みが知られています。
横川の街の活性化に、商店街の一員として取り組んできた、私たちフレスタにも、さまざまな発見や学びがあり、「地域に根付いた店舗とは何か」を考える一つの原体験にもなっています。他社と競争するのではなく、地域と結びついて親しまれることが、横川での経験を通してフレスタの企業アイデンティティとなり、フレスタ各店舗での地域交流の考え方にもつながっています。

監査役 山城 武之
1887~

明治から昭和へ
地域に親しまれた創業期

フレスタのルーツは、1887年(明治20年)の広島市横川町で、菓子・タバコなどの小売店として生まれた「宗兼商店」でした。第二次世界大戦の影響による休業期間を経て、戦後に青果店として再出発します。

1887

宗兼清兵衛、広島市横川で
菓子・タバコ・小売販売店「宗兼商店」として創業

1905

日本最初の国産乗合バスが
広島市横川町-可部町間で運行を開始

1943

第二次世界大戦の影響で一時休業し
広島市可部町へ疎開

1947

終戦後、横川にて「青果堂」として商売を再開

1951

(有)山城屋に改組

1960~

広島発のスーパーマーケットとして“主婦の店 ムネカネ”誕生

アメリカに端を発したセルフサービス方式のスーパーマーケット。日本でも1950年代から広まり始めました。
広島県初のスーパーマーケットとして「主婦の店 ムネカネ」が誕生します。

1960

(株)主婦の店に改組し、広島におけるスーパーマーケットの
第一号店となる「主婦の店 ムネカネ 横川店」を開店

1976~

第1次CI “Fresh & Clean 365 - ムネカネ” ヘ

出店を増やし、流通センターの整備、コンピュータの導入など「チェーンストア」としての基盤整備を進める一環として、はじめてのCI(コーポレート・アイデンティティ)を実施。”365リンゴ”のマークは広島市民に親しまれました。
また、この時期からトレーサビリティを意識した加工センター・惣菜工場の開設を通して”安心・安全”への取り組みが本格化します。

1976

横川店をJR横川駅西隣へ移転し新築増床した
「横川コミュニティタウン」として開店
併せて第1次CIを実施して
“Fresh & Clean 365 - ムネカネ”へ

1984

広島市安佐南区長束にプロセスセンター(食肉集中加工)を開設
惣菜工場として(株)フレッシュセブンを設立

1991~

第2次CI “株式会社フレスタ” へ

会社設立40周年を迎え、第2次CIを実施。 株式会社フレスタへ社名変更。
社名はFresh(新鮮な)、Friendly(親しまれる)、Festa(祭り)、Rest(憩い)から成る造語で、味覚・視覚・嗅覚の3つのモチーフをイメージ化し “人の顔に見えるマーク” を採用しました。
また、この時期は、広島県全域から岡山県まで、きめ細かい出店を加速するとともに、お客さまの求める多様な価値観に合わせて、幅広い業態展開への挑戦も行っています。

1991

第2次CIを実施し株式会社フレスタに社名変更
「F」で始まる4つの経営理念を制定

1998

会員カード「スマイルカード」全店スタート
FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)を導入
ディベロッパー会社として(株)コムズを設立

2001

ITを活用した生鮮宅配
「エブリデイフレスタ」のサービスをスタート

2002

会社設立50周年記念事業として
新社屋及び本店(新横川店)を建設
ショッピングモール「CAZL横川」グランドオープン

2004

復元された「かよこバス」が横川駅前に設置され、
横川駅周辺の再開発が完了

2006

第3次CI 新企業理念
(企業理念・行動規範・キャッチフレーズ)を制定
新スマイルカード及びクレジットカードを導入

2007

山口県岩国市に「CAZL岩国」及びフレスタ室の木店を開店し
山口県へ初進出

2009

日本政策投資銀行が実施する「環境配慮型経営促進事業」の
環境格付審査において、
「環境への配慮に対する取り組みが十分」という格付を取得

2010

水産加工場(株)プロフィッシュを設立

2012

「スマイルネット倶楽部」及び「コンテ・フレスタ」スタート
ビルメンテナンス業・清掃業・食品衛生業務を担当する
(株)プロテクノサポートを設立

2014~

次の100年に向け
“ヘルシストスーパー” を目指す

フレスタの目指す新しい方向性として、 “最上級の健康” を意味するスローガン「ヘルシストスーパー」を設定。
フレスタが地域の健康を支えるインフラの一つとなり、お客さまの「健康寿命」の延伸に貢献するために、
「食」「動」「美」の3つの分野の商品やサービス、イベント等を拡充させると同時に、従業員自身の健康に向けた取り組みを兼ねています。

2014

カード発行管理、電子マネー運用管理会社
(株)スマイルマーケティングを設立し
電子マネーサービス「スマイルマネー」を導入

青果加工場(株)プロ・アグリを設立

厚生労働省が主催する「第3回健康寿命を伸ばそう!アワード」にて
厚生労働省健康局長 企業部門 優良賞を受賞

「FRESTA presents ひろしま42.195kmリレーマラソン」を初開催

2016

福莱斯達商貿(深セン)有限公司を設立

農業を中心とした生産・加工・販売事業及び体験・交流型ファームを運営する
(株)広島アグリネットファームを設立

2016~

創業130周年
ホールディングス体制へと移行

(株)フレスタホールディングスを設立して、 ”フレスタホールディングスグループ” へと移行。グループ企業各社のそれぞれの企業経営を尊重し、「透明性」「簡素化」「分権化」の確立したガバナンスを通じて、志を同じくする新たな参画企業も歓迎し、更なる創造力で社会に貢献し続ける「正直」な企業グループを目指しています。

2017

(株)フレスタホールディングスを設立
広島県と広島県商工会議所連合会による
「第1回広島県働き方改革実践認企業」に認定される

2018

スマートフォンアプリ「myフレスタ」をリリース
(株)ローソンとの連携により「ローソン フレスタ藤の木店」を開店

2020

会社設立70周年記念事業として
本部機能を緑井社屋に集約
第4次CIを実施し、行動規範を刷新